vol.30 縁、出会い

2017/09/01

osawa_p1

合 掌 
 9月に入り、暑さも和らぎ秋の気配を感じる日が多くなりました。皆様には如何お過ごしでしょうか。これから秋に向かいます!たくさんの秋や幸せを見つけてください。
 さて、人との出会いには良い出会いも、望まない(悪い)出会いもあります。良い出会いは、生き方の教師と思える人、尊敬できる人、好感をもてる人だと考えがちですが、そうとも限りません。好きな人、嫌いな人と区別する心は、いつの間にか世の中から目をそらそうとする心(正視できない状態)も育ててしまいます。自分にとってプラスの関係は、相手から何かを奪っていて、決して良い関係とは言えないかもしれません。逆にマイナスの関係は、つまり相手に何かを与えている関係でありお互いに幸せなのかもしれません。周りの人に笑顔や幸福を与えられる存在であることを幸せと感じる生き方は素晴らしいと思います。
 先日のことですが、「少林寺拳法創始70周年記念・東京進出60周年記念式典、祝賀会」が新宿区河田町の小笠原伯爵邸で開催されました。式典では宗由貴総裁の祝辞、西原春夫東京都連盟会長のご挨拶に感動し、企画力溢れる催しで楽しみ、特に歴史を伝える映像は素晴らしく、閉会式では山﨑博通先生、矢島隆禅先生の開祖との出会いやエピソードのお話も聞くことができました。
 60年前に東京に初めて少林寺拳法の道院を設立した故内山滋先生は、開祖の命を受け香川県から東京へ少林寺拳法の一粒の種を撒き育て関東における少林寺拳法の発展に多大な貢献と功績を遺されました。「必要な人との出会いは必然である」これを証明してくれたのが、開祖と内山先生の出会いだと改めて強く感じました。
 出会うべくして出会う必然、縁を活かしきる理法、人づくり運動の素晴らしさ、私も44年前に「少林寺拳法って知っている?」と声をかけてくれた友人を思い出しながら、「出会う人すべてが、私の人生の恩師」という思いを強くした一日となりました。皆様も人生で、出会いを導いてくれた方が必ずいますね。縁を生んでくれた恩人を思い出して連絡してみてはいかがでしょうか。 
 出会いが人生を大きく変える事があります。全国各地に有る道院で新たな出会をつくり人生を豊かにしてみませんか。
合掌再拝