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vol.22 人づくりと架け橋づくりの一年に

2017/01/01

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合 掌
 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。2017年は少林寺拳法創始70周年の年であることを記念して、大晦日から本山をライトアップして新たな年を迎えました。
 さて、新たな年を迎え、思いや、願い、誓い、計を立てることと思います。個人として、家族として職場の一員として、社会の一員として願いはさまざまに広がります。しかし願い、祈るだけでそれはかなえられるのでしょうか?願いを叶えるためには、自分への誓いや計を立て、自分との約束を行動に移すことが大切です。良き結果や成果を得るには正しい行いが必要です。もし叶わなかったことがあれば、それを他人のせいにするのではなく原因を素直に見つめ縁起の法に沿って反省することが必要です。今起きていることには必ず原因があります。良いことが起きている(起)なら相応の原因(縁)があり、悪いことが起きている(起)なら相応の悪い原因(縁)があるはずです。過去の自分の行動がという人が生きるための徳や行動に沿っていたか思い返してください。そしてあきらめず挑むことで良い結果や願いが叶えられるのです。
 正月です、改めて自分自身を足元から見つめなおし(脚下照顧)、才能と徳を向上してより大きな人へと成長する年になるよう誓いの一つに加えてはいかがでしょうか。
 今年は「少林寺拳法創始70周年」記念の年です、新たに入門する方にも、現役復帰をお考えの方にも記念すべき年となること間違いなしです。ぜひお近くの道院からご縁をつないでみませんか、お待ちしております。
 「人づくりと架け橋づくりで願いをかなえる」一年に成りますよう金剛禅運動を展開してまいりますのでご支援ご協力を宜しくお願いいたします。
合掌再拝

【語句説明】
仁、義、忠、孝、礼:
◇仁 人が二人。調和の姿。忍(たえしのぶこと)なり。他人をも自分と同じ人間として尊重する。人を愛する心。思いやり。
◇義 羊と我の絵意文字。羊は善の象徴で、他人まかせでなく、我が善を実践する意味。人のために筋を通して実践すること。真の勇気。
◇忠 中心。自分自身に対する誠実さと、自らが属する組織の中心に対する誠実さ。まごころ。
◇孝 子が老人を背負う姿。祖先・親に対する報恩。
◇礼 神前に供物を捧げる形。心は形で示さなければわからない。儀礼、社会的規範を守ること。
※少林寺拳法教範より