vol.28 日常生活が金剛禅運動であること

2017/07/01

osawa_p1

合 掌
 7月になりました。皆様お元気でお過ごしの事とお喜び申し上げます。紫陽花や朝顔の花が咲き、街並みに彩りを加えています。酷暑の到来が間近に迫っていますが、花たちの淡い色は心も落ち着かせてくれ、蒸し暑さも和らげてくれますね。
 先月少林寺拳法創始70周年を記念して、東日本地区の金剛禅講習会が、山形県天童市で開催されました。2日間の講習会では、私たちの主たる行法である易筋行をより深く体得することで、宇宙の大いなる力(ダーマ)を認識し、自らの可能性を信じ、それらを更に追求し自身を寄り処と出来る自分に変えようと、皆で学びました。技法修練においては、八正道の正見、正思を意識し、繰り返し脚下照顧することで、技法の中に教えがあることに気付きます。更には、楽しく動くことや、笑顔の効果を取り入れる事で、修練の結果が大きく変わる事も体験頂きました。そして社会の一員として、良い影響を与える人になろうということもお伝えいたしました。
 金剛禅運動の大目的は開祖の志たる「人づくりによる国づくり」です。これは人づくりを通して平和で豊かな社会を創る(=理想境建設)ということです。その実現のためには「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」の精神を実践し、人格向上によって自らより良き社会の実現を目指す人を1人でも多く育てなければなりません。その人格向上の手段として金剛禅の教えと少林寺拳法の技法があり、それらが自分の中で調和していないといけません。更にそのことを伝え(教え)なければなりません。この実践は普段の修練の中にあります。
 金剛禅運動の実践のために、金剛禅教育があります。それは拳禅一如の修行と力愛不二の行動を実践することです。これらが修練のときに限らず日頃から実践される。つまり日常生活が金剛禅運動であることが理想ですね。自己を大きく成長させる意識と行動で、自他共楽の世の中をつくりあげましょう!
 次回は関西地区です。指導者を目指す皆様のご参加をおまちします。
 皆様には暑い毎日が続きますがご自愛いただき、健勝でお過ごし頂けますことをお祈りいたします。
合掌再拝

※この金剛禅運動に参加するのは老若男女問いません是非お近くの道院にお越しください。