法を問い学を修める

2010/02/01

vol.8 脚下照顧

vol.8 脚下照顧

「脚下照顧」――少林寺拳法入門時に道院長や先輩からその言葉の意味について、またその実践指導を受けます。最初は単に履物をえることと思い、日々修練のたびに揃えるのですが、そのうち自分の足元を見ることに気づき、更には自分自身を見つめ直すことに気づいていきます。「脚下照顧」は周知のとおり、金剛禅独自の言葉で…
あ・うん こぼればなし

2009/12/01

vol.07 本堂での鎮魂行

vol.07 本堂での鎮魂行

少林寺拳法の修練前に行う鎮魂行は、大切な修行の一つです。鎮魂行には、修練に入るための気持ちを切り替える役割もありますが、「聖句」「誓願」「礼拝詞」「道訓」「信条」を唱和することで、言葉一つ一つを心に刻み、己を振り返ります。鎮魂行の後は、清々しい気持ちになりますが、特に本山の本堂での鎮魂行はより一層気…
法を問い学を修める

2009/12/01

vol.7 原点回帰

vol.7 原点回帰

「原点回帰」少林寺拳法において原点に帰るということはどのようなことなのでしょうか。開祖は存命のころから、事あるごとに我々に向かって、原点に帰れ、と呼びかけておられました。人、人、人、すべてはその人の質にあるという金剛禅運動の出発点は開祖の確信であり、また原点に帰るということは少林寺拳法創始の動機と目…
一期一笑

2009/11/01

vol.07 不立文字

vol.07 不立文字

事情があり休眠してしまいました。新入門の三人ほどいた元気な高校生たちは続いているだろうか。70歳で入門してきたTさん、まだいらっしゃるかなぁ。復帰の少し前に話を聞いて驚きました。Tさんが初段にチャレンジ、それも道院長のご配慮で、帰山して受験するというのです。あぁ、もうあれから1年半近くもたつのでした…
あ・うん こぼればなし

2009/10/01

vol.06 道院

vol.06 道院

「道場は絶対に休みたくない!」、6号で取材した春日井鷹来道院(写真上)でも、石川大聖寺道院(写真下)でも、少年拳士は声を揃えて、そう生き生きと話していました。理由は、仲間がいるから、先生の話がおもしろいから。実は、子供に限らず、大人の拳士からも、同じ声を聞いています。春日井鷹来道院、石川大聖寺道院、…
法を問い学を修める

2009/10/01

vol.6 北禅の風を継承する金剛禅

vol.6 北禅の風を継承する金剛禅

嵩山少林寺には、歴代の禅僧の墓塔や碑刻石など、その足跡を辿ることができる遺物が実に多い。同様に嵩岳をはじめ華北一帯には、幾つもの禅寺があり、墓石や碑刻石が、禅宗の教線拡大や継承に欠かせない重要なものであったことが知られるのである。華北の禅林においては、華南のような禅籍語録の出版普及より、撰文碑刻の石…
一期一笑

2009/09/01

vol.06 募金活動で得たもの

vol.06 募金活動で得たもの

町田南道院は、5年前から骨髄バンクへの街頭募金を開祖デーの活動として行っている。今年はあいにく雨が降る悪天候であったが、少年部から一般部まで40人が参加してくれた。街頭募金という活動は、参加者がみるみる変化していくから面白い。最初の変化は声がだんだん大きくなっていくこと。初めは恥ずかしさがあり、なか…
あ・うん こぼればなし

2009/08/01

vol.05 道院長研修会の朝

vol.05 道院長研修会の朝

あ・うん5号は、道院長研修会を特集しました。本山は拳士のふるさとです。北海道から沖縄まで全国各地から道院長が帰山しました。道院長研修会は2日間に渡って行われ、朝から晩までびっしりとスケジュールが組まれています。写真は朝の鎮魂行の一コマ。本堂に道院長の方々が整然と並んでいる様は実に壮観です。(うん)…
法を問い学を修める

2009/08/01

vol.5 禅源を樹表する達磨大師の碑

vol.5 禅源を樹表する達磨大師の碑

開祖は教範に達磨大師にまつわる碑刻石「蕭梁達磨大師碑」の拓本を掲げておられる。この碑は嵩山少林寺の大雄寶殿の前庭に今もある。有名な達磨と梁の武帝の問答以後、武帝は後悔し達磨の徳風を追慕し自ら文を製し顕彰の碑を建てたのであった。しかし数百年の歳月を経て碑の刻字が摩滅してしまったため、元の時代に再び建て…
一期一笑

2009/07/01

vol.05 左手で箸

vol.05 左手で箸

左手でも箸が使えるようにと訓練を始めてすでに20数年。今では両手で自由に操れる。それでも最初のころはやはり苦戦した。慣れない左手での操作という以上に、右手の「出しゃばり」に手を焼いた。不器用な左手をかばおうとしてやたら出しゃばる右手。持った茶碗を無意識に口に近づけようとする。「利き手」である右手で箸…
あ・うん こぼればなし

2009/06/01

vol.04 痛さも修行のうち?

vol.04 痛さも修行のうち?

「この人の手首、大丈夫?」。今号のコラム「宗門の行としての少林寺拳法/片手閂投」の写真を見て、ある道院長が心配して声を掛けてくださいました。毎号、迫力ある技術を披露してくれているのは川島一浩正範士七段。そして、都度、見事な掛けられっぷりを見せてくれているのは、飯野貴嗣大拳士六段。本当、痛そうですよね…
法を問い学を修める

2009/06/01

vol.4 嵩山少林寺に問法修学した日本人僧

vol.4 嵩山少林寺に問法修学した日本人僧

嵩山少林寺といえば、昭和の初期、開祖が白衣殿の前にたたずまれ、少林寺拳法を発想された地である。その少林寺に元の時代、いくつかの足跡を残した古源邵元という日本人僧がいる。邵元は1295年(永仁3)越前に生まれ、若くして鎌倉や京都の禅寺に参じ1327年(嘉暦2)入元した。江南をはじめ中国の禅林各地を歴参…