vol.7 潜在意識「無意識」の力強さ

2020/10/14

 「人は自分がそこに行くと思った瞬間、意識はその方向へ動いていくようになる」

人の意識には、顕在意識と潜在意識の2種類があります。普段、何かを具体的に認識している意識を顕在意識、そして無意識のことを潜在意識と呼ぶそうです。

私がこのことを知ったのは数年前。それ以来、無意識の中で感じていることを認識しようと努めてきました。数年が経ち、無意識にあった私の価値基準が「今を楽しむ」ということであると認識できるようになりました。

詰まるところ、私は生活や仕事の中でずーっと「今を楽しもう」と意識していたということです。冒頭の言葉に従えば、それが積み重なって、私の意識は楽しむ方向にずーっと動き続けてきたということになります。

 

この数年を振り返って、180度変わるほど、劇的な変化があったとは思えませんが、楽しむために自分が出来ることの幅は、徐々に拡張されてきたように思います。

これも『人は変われる』と説いた宗道臣(少林寺拳法創始者)の示した人の成長、転じて可能性の発露であるとするならば、日々の意識の積み重ねが人の可能性を刺激する、と言うことができると思います。

つまり私にとって、意識とは「人生における経験を引き寄せてくれるもの」であり、自分の可能性を信じるとは、「引き寄せられた経験を、良し悪し関係なく認め、成長の糧とすること」だと考えられるのです。

 

参考になるかわかりませんが、一つのデータとして、潜在意識の情報処理能力は顕在意識の約7万5千倍もあるらしく、そこには人の可能性がたくさん詰まっているのだと考えるととても嬉しくなりました。

本当に7万5千倍の処理能力があるとすれば、誰しもに既に「無意識」という形で可能性が眠っているわけで、目には見えないけれども、そのことを信じることから、自分の可能性を信じることは始まる―。そう思えないでしょうか。

 

今回、このことをお伝えしたのは、最近、多くの著名人が自ら命を絶ってしまっていることに大変心を痛めているからです。

少なくとも、少林寺拳法や私と接点を持ってくださった皆さんには、意識の力というものを自覚し、その可能性を信じることを続けて欲しいと思います。意識の世界では、ぜひポジティブでワクワクすることを思い描いていただきたいと思います。

 そして、皆さんの思い描く楽しい状況に、皆さん自身が、やがて世界が、動いていくことを願っています。